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プルム農業高等技術学校 同学校専攻部

プルム学校とは、「私立3年制のプルム農業高等技術学校の略称」(注1)です。「1学年定員25名、全体でも80名にも満たない『小さな学校』」(注1)です。さらに『専攻部』と呼ばれる学校があります。「プルム農業高等技術学校付設環境農業専攻科(設立時の名称)」である。これまた定員はわずか25名の『小さな学校』」(注1)となってます。

尾花先生によれば「『プルム学校』の教育実践と学校づくりは、支配的なエリートづくりと進学競争のための教育を拒否し、三〇年以上もの間、軍事独裁政権の教育統制と反民族的イデオロギー教育の強制をたくみにかいくぐり、自生的な韓国の教育をめざした独自の自主的な教育実践と学校づくりを展開してきたものであった」(注1)韓国の教育においては極めて稀有な存在でした。 

前校長の洪淳明先生は、「地域との連帯は、今日の学校の教育計画のなかでもっとも優先されなければならず、また大きな可能性がある課題でもあります。また人材を輩出したり、その人材を地域に残すことで地域を再生するという、学校が地域と連帯する課題もあります」(注2)と述べています。

注1「韓国の自生の『もう一つの学校』としての『プルム学校』」尾花清(民主教育研究所年報2011、第12号)
注2「プルム学校から韓国教育への提言」洪淳明、尾花清訳(民主教育研究所年報2011、第12号)
高等農業技術学校、専攻科の校舎。
​校舎の前には「偉大なる平民」の石碑がある。
​理事長は大学教授をやめて、プルム学校の教員となった。専門は分子生物学。日本語で説明。元T大留学生!
​学校内(動画)
全寮制の学校で、昔の韓国民家の男子寮もある。
ヘッディング (小)
村民立の図書館には日本の「現代農業」もある。
マウル活力センター。マシリ学校。
地域リーダー的な人材の育成や研修も行っている。
パルマク 図書館の設計イメージ。
プルム生協カッコル売店・カフェ。
生協売店。
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